スパイファミリー (SPY×FAMILY) に登場するアーニャは、フォージャー家の長女として暮らすかわいい少女。
しかしアーニャの正体は、父親のロイドにも知られていない超能力者でした。
この記事ではアーニャの正体や、超能力を身につけた謎の過去について解説しています。
ぜひ最後までご覧下さい。
アーニャの正体は超能力者
SPY×FAMILY スパイファミリー1巻©遠藤達哉/集英社 より引用
フォージャー家の娘となったアーニャの正体は超能力者。しかしそのことは誰も知りません。
なぜならアーニャは、かつて超能力について人に話さない様に言われていたからです。
そんな正体を隠しているアーニャについて、プロフィールから紹介していきます。
正体を隠しているアーニャのプロフィール
名前 | アーニャ・フォージャー |
身長 | 99.5cm |
体重 | 不明 |
年齢 | 不明(自称6歳) |
誕生日 | 不明 |
趣味・特技 | わくわくを求めること |
好きな食べ物 | ピーナッツ、カリカリベーコン |
所属 | イーデン校1年3組 |
得意教科 | 古語 |
フォージャー家の娘となったアーニャ
SPY×FAMILY スパイファミリー1巻©遠藤達哉/集英社 より引用
アーニャはもともと孤児院で暮らしていた少女。
任務遂行のために偽の家族を作ろうとしたロイドに養女として引き取られ、アーニャ・フォージャーとなりました。
父親は精神科医を装っているスパイのロイド・フォージャー、母親は市役所職員のヨル・フォージャーです。
ロイドの期待に応えようと猛勉強や面接訓練を乗り越えたアーニャは、無事に超名門のイーデン校の生徒となりました。
アーニャの正体は超能力者
SPY×FAMILY スパイファミリー1巻©遠藤達哉/集英社 より引用
アーニャの超能力
アーニャの超能力は、「心を読む」こと。周囲の人や動物が心の中で思うことを、声を聞くように読み取れるのです。
アーニャの超能力が作品中で最初に発揮されたのが、父親となるロイドが孤児院を訪れた時のこと。
ロイドがスパイであることを見抜いたアーニャは、ワクワクが止まりません。
なんとかして自分を養子に選んでもらいたいアーニャはロイドの心を読み取り、ロイドが希望していた通りの子供を演じました。
SPY×FAMILY スパイファミリー1巻©遠藤達哉/集英社 より引用
アーニャは6歳を探すロイドに「むっつ」と言ってみたり、身長が低いと思われると背伸びまでします。
挙句には難解なクロスワードパズルを解き、知性をアピール。
こうしてロイドの心を掴んだアーニャは、無事に養女に選ばれることができました。
SPY×FAMILY スパイファミリー1巻©遠藤達哉/集英社 より引用
アーニャが人の心を読む時、「チチチッ」「パチッ」「バチチ」といった電流の様な効果音が発生するのが特徴です。
なお後にフォージャー家の一員として、ボンドという犬が加わります。
ボンドには先の未来を予知できるという超能力が備わっているのですが、アーニャはボンドが予知した映像も読み取ることもできます。
SPY×FAMILY スパイファミリー4巻©遠藤達哉/集英社 より引用
アーニャの超能力の弱点①制御不能
すごい力を持つアーニャの超能力ですが、良いことばかりではありません。
この力は多人数の時にも働くのですが、自分でコントロールすることができないのです。
その為に、あまりに多くの声が聞こえてくると脳に負担がかかって具合が悪くなったり、鼻血やゲップといった症状が現れたりします。
SPY×FAMILY スパイファミリー1巻©遠藤達哉/集英社 より引用
アーニャが学校に行った時も、周囲の生徒達の心の声が、アーニャの心を容赦無く傷つけます。
SPY×FAMILY スパイファミリー2巻©遠藤達哉/集英社 より引用
この様に一見便利なアーニャの超能力には、脳や精神面にもかなりの負担がかかる様です。
アーニャの超能力の弱点①エクリプス
SPY×FAMILY スパイファミリー5巻©遠藤達哉/集英社 より引用
満ち欠けを繰り返す月が完全に姿を現すと満月、逆に姿を消すと新月と言います。
この月に一度の新月の日には、アーニャの超能力が消えてしまう現象「エクリプス」が発生します。
なぜ発生するかは明らかになっていませんが、「エクリプス」と名付けたのはアーニャを生み出した実験施設の研究者。
そのことから、もともと生まれ持った弱点だと考えられます。
因みに「エクリプス」の言葉の由来は、英語のエクリプス(eclipse)。「日食」や「月食」など、天文現象での「食(天体が天体をおおい隠す)」を意味します。
アーニャの正体に関わる謎の過去
「被験体007」だった過去を持つアーニャ
アーニャには、とある組織の実験施設で「被験体007」だった過去があります。
つまり超能力者の正体を持つアーニャは、この施設の人体実験で偶然生み出されたのです。
アーニャの超能力に気付いていた施設の研究者達は、まだ幼いアーニャに無理やり勉強をさせようとしていました。
SPY×FAMILY スパイファミリー1巻©遠藤達哉/集英社 より引用
「おまえの力は平和に役立てなくては。」「泣いている暇なんてないぞ、遊んでないで勉強だ。」
こんな生活に嫌気がさしたのか、やがてアーニャはこの実験施設から脱走しました。
なお施設にいた頃のアーニャは、研究者達から超能力のことを誰にも話さない様に言われています。
その為、アーニャは超能力者であるその正体を人に話すことがないのです。
ちなみにアーニャが被験体007であることから、この施設では他にも超能力者が生まれていた可能性があります。
多くが謎に包まれているアーニャの過去
アーニャの過去については、父親や母親、施設に入った経緯など、多くのことがまだ謎に包まれています。
ですがイーデン校の面接では、「今のママと前のママ、どっちが高得点だ」と意地悪な質問をされる場面がありました。
この時のアーニャは、声を詰まらせながらも「・・・・・・マ マ・・・・・・」と口にしており、大粒の涙を流しています。
このことからアーニャには、母親の記憶が残っている可能性が高そうです。
SPY×FAMILY スパイファミリー1巻©遠藤達哉/集英社 より引用
なおアーニャがフォージャー家の養子になった後、フランクがアーニャの過去の記録を漁りました。
しかし出生に関するものはなく、年齢や両親は不明。
判明しているここ1年ちょっとの記録によると、アーニャは里子に4回も出されては戻され、施設も2度移っていました。
SPY×FAMILY スパイファミリー1巻©遠藤達哉/集英社 より引用
アーニャの出身地
ロイドがアーニャに出会った孤児院は、オスタニア(東国)の首都バーリントン。
普通に考えれば、アーニャの生まれ育った場所もオスタニア(東国)のどこかです。
ただしそこに疑問を投げかけるのは、アーニャの学校のテストの結果でした。
勉強が苦手なアーニャは、様々な教科でギリギリの点数。ところが古語だけは、スペルミスの減点が無ければ、かなりの高得点だったのです。
SPY×FAMILY スパイファミリー7巻©遠藤達哉/集英社 より引用
アーニャは古語の勉強もまだそんなにしていなかったことから、アーニャの生まれ育った環境が関係しているのではと、ロイドは疑問を抱きます。
「今でも古語を母国語としている国なんて・・・」
SPY×FAMILY スパイファミリー7巻©遠藤達哉/集英社 より引用
ロイドはウェスタリス(西国)出身で、現在暮らしているのはオスタニア(東国)。
両国を知っているロイドの口ぶりからすると、アーニャの出身地はどこか第三国の様にも感じられます。
しかしアーニャの出身地は、オスタニア(東国)国内の可能性が濃厚です。
というのもアーニャの実験施設は、ボンドを生み出したオスタニア(東国)の軍事プロジェクト「アップル」と同一、またはその後継施設だったからです。
アーニャの実験施設がオスタニア(東国)国内にあったとすれば、施設を脱走したアーニャがオスタニアの孤児院で暮らしていたのも当然のことです。
残る疑問は、なぜアーニャが古語について高い能力を身に付けていたかになりますが、もしかしたら何か実験に深く関わりがあることなのかもしれません。
アーニャとボンドの実験施設について詳しくは別記事で解説していますのでご覧下さい。
【スパイファミリー】ボンドの犬種と実験動物だった過去を徹底解説!
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