【呪術廻戦】七海建人(ナナミン)の過去｜脱サラ呪術師の誕生まで

呪術廻戦の七海建人(ナナミン )は、脱サラ呪術師という異色の経歴の持ち主です。

ナナミン は呪術高専にて学生時代を送っていましたが、親友の死をきっかけに呪術師を「クソ」だと思うようになり、卒業後はサラリーマンとなりました。

この記事では、七海建人(ナナミン )の過去について、人生に大きな影響を与えた学生時代と、サラリーマン時代を経て脱サラ呪術師となるまでを解説しています。

ぜひ最後までご覧下さい。

【呪術廻戦】七海建人(ナナミン )の過去まとめ

呪術廻戦8巻©芥見下々/集英社 より引用

七海建人(ナナミン )の過去を要約すると･･･

七海建人(ナナミン )は学生時代を呪術高専で過ごします。

しかし２年生の時に呪霊の討伐任務に失敗し、一緒に派遣されていた親友の灰原が死亡。

これによって呪術師をクソだと思ったナナミン は、卒業後に証券会社に就職しました。

人や呪いから距離を置き、金のことを四六時中考え続ける生活を送った後に、呪術師として出戻っています。

七海建人(ナナミン )の過去は何巻何話に登場？

七海建人(ナナミン )の過去の登場箇所を時系列で一覧にまとめました。

【呪術廻戦】七海建人(ナナミン )の過去の出来事

七海建人(ナナミン )の生い立ち

呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用

七海建人(ナナミン )の生い立ちですが、母方の祖父がデンマーク人。

つまりナナミンは、デンマーク人の血が４分の１入ったクウォーターなのです。

身長は184㎝位と高く※、日本人らしくない顔立ちなのも頷けます。

※デンマーク人男性の平均身長は約182cmと、世界の中でもトップレベルの高さ。

そして非術師の家系に生まれた七海建人(ナナミン )は、やがてスカウトされて呪術高専に入学します。

同期の灰原が親友だった学生時代の七海建人(ナナミン )

呪術廻戦8巻©芥見下々/集英社 より引用

七海建人(ナナミン )はスカウトされ、高専での学生時代をスタートさせます。

一つ上の学年には五条悟・夏油傑・家入硝子が、そして同期には自分と同じく非術師の家系出身の灰原雄がいました。

もともと愛想のないタイプだったナナミン に対し、灰原は明るくて人懐っこい性格。やがて２人は親友同士になりました。

呪術廻戦8巻©芥見下々/集英社 より引用

高専１年時には、七海建人(ナナミン )と灰原は、那覇空港の警備を担当しています。

これは先輩の五条と夏油が天内理子の護衛任務に当たった関係で、２人が任せられた仕事。

先輩の夏油にいいところを見せようと張り切っている灰原と、一年には荷が重いと冷めた口調のナナミン が対照的です。

なお学生時代の七海建人(ナナミン )の髪型も七三分け。ただし髪は全体的に下ろした感じで、分け目も今と左右が逆でした。

そしてトレードマークのサングラスはまだかけていません。

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七海建人(ナナミン )がサラリーマンになるきっかけ

七海建人(ナナミン )が高専２年の時、その後の生き方に大きな影響を与える出来事が起こります。

それが、親友だった灰原の死です。

呪術廻戦9巻©芥見下々/集英社 より引用

この時のナナミン と灰原は、共同任務として２級呪霊の討伐に派遣されていました。

ところが実際には産土神信仰という土地神にまつわる１級案件であり、２人は任務に失敗。

この任務で灰原が命を落とし、五条悟が後を引き継ぐという事態となりました。

呪術廻戦9巻©芥見下々/集英社 より引用

この出来事によって七海建人(ナナミン )は、「呪術師はクソだ」ということを強く思う様になります。

そして呪術高専を卒業してからは呪術師の道を選ばず、サラリーマンとなったのです。

この選択についてナナミン は、後にこう明かしています。

｢呪術師はクソだ
他人のために命を投げ出す覚悟を
時に仲間に強要しなければならない
だから辞めた
というより逃げた」

呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用

サラリーマン時代の七海建人(ナナミン )

呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用

高専での学生生活を終えた七海建人(ナナミン )は、サラリーマンとしての生活をスタートさせます。

勤務先は証券会社。上司が外国人であることから、外資系企業だった可能性が濃厚です。

その上司の考えでは、例えクズ株を依頼主に買わせてでも、会社の利益が第一。

そんな環境下で働き続けた七海建人(ナナミン )は、寝ても醒めても金のことだけを考える状態になっていました。

ナナミンが現在使っている腕時計も、この頃に購入したものだと考えられます。

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パン屋がきっかけで呪術師に戻った七海建人(ナナミン )

呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用

そんなサラリーマン時代の七海建人(ナナミン )には、行きつけのパン屋がありました。

そこでのお目当てはカスクート というサンドイッチ。ナナミン がいつもそれを買うので、店員にも覚えられていました。

その店員に憑いていた蝿頭ようとう（４級に満たない低級の呪い）にナナミン は気付きます。しかし下手に関わるのも面倒だと考え、そのまま放っておきます。

呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用

ナナミン は相変わらず金のことばかり考え、呪いや他人とも距離を置く生活を送っていました。

そんなナナミン の働き詰めで疲れた顔を見て、パン屋の店員が心配します。

呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用

ところがナナミン を気遣ってくれた店員自身も、肩が重く、眠りの浅い状態が続く様になっていたのです。

その時にナナミン は気付きます。今の自分がいなくても誰も困らないが、パン屋がないとパンを食べたい人が困る。

そしてナナミン が自分自身の存在価値を示せる事といえば、呪いを祓う事でした。

呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用

こうして店員の蝿頭 (ようとう)を祓って感謝をされた時、ナナミン は初めて自分の生き甲斐に気が付きます。

それが人の役に立って感謝されることでした。

こうしてナナミン は五条悟に連絡を取り、呪術師の世界へと戻ったのです。

後に七海建人(ナナミン )は、虎杖に向かってこう語っています。

｢私が高専で学び気づいたことは
呪術師はクソということです
そして一般企業で働き
気づいたことは
労働はクソということです
同じクソならより適性のある方を」

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