呪術廻戦に登場する七海建人(ナナミン)は、証券会社に勤務歴のある異色の脱サラ呪術師です。
実社会でもまれた経験からか、ナナミンの名言は現実的なものばかり。
クールで他人に無関心にも見えますが、実は何より人助けを生き甲斐に感じています。
この記事では、七海建人(ナナミン)の数々の大人の名言に加え、教え導いた虎杖への愛情溢れるセリフにも焦点を当てています。
ぜひ最後までご覧下さい。
- 1 【呪術廻戦】七海建人(ナナミン)の名言集
- 1.1 七海建人(ナナミン)の名言:それは見ようとしないからです
- 1.2 七海建人(ナナミン)の名言:事実に即し己を律する それが私です
- 1.3 七海建人(ナナミン)の名言:そこそこで済むならそこそこで
- 1.4 七海建人(ナナミン)の名言:呪術師はクソということです・・・
- 1.5 七海建人(ナナミン)の名言:私はこの人を信用しているし信頼している でも尊敬はしていません
- 1.6 七海建人(ナナミン)の名言:私は大人で君は子供・・・
- 1.7 七海建人(ナナミン)の名言:そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです
- 1.8 七海建人(ナナミン)の名言:残業は嫌いなので手早く済ませましょう
- 1.9 七海建人(ナナミン)の名言:仕事に私情は持ち込まない主義なので
- 1.10 七海建人(ナナミン)の名言:お互い生きていたらまた会いましょう
- 1.11 七海建人(ナナミン)の名言:子供であるということは決して罪ではない
- 1.12 七海建人(ナナミン)の名言:呪術師はクソだ 他人のために命を投げ出す覚悟を時に仲間に強要しなければならない
- 1.13 七海建人(ナナミン)の名言:自分は“やり甲斐”とか“生き甲斐”なんてものとは無縁の人間
- 1.14 七海建人(ナナミン)の名言:“生き甲斐”などというものとは無縁の人間だと思っていた
- 1.15 七海建人(ナナミン)の名言:必要ありません それはもう大勢の方に頂きました 悔いはない
- 1.16 七海建人(ナナミン)の名言:今日君がいなければ私が死んでいたように 君を必要とする人がこれから大勢現れる
- 1.17 七海建人(ナナミン)の名言:虎杖君はもう呪術師なんですから
- 1.18 七海建人(ナナミン)の名言:虎杖君 後は頼みます
- 2 【呪術廻戦】七海建人(ナナミン)のセリフに現れた虎杖との関係
【呪術廻戦】七海建人(ナナミン)の名言集
七海建人(ナナミン)の名言:それは見ようとしないからです
名言の登場場所・・・3巻19話
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
「それは見ようとしないからです」
呪力の残穢が全然見えないと言う虎杖悠仁に対する、七海建人(ナナミン)の一言。
静かながら核心をついた名言です。
この時のナナミン と虎杖は、初めて事件現場の映画館に同行していました。
七海建人(ナナミン)の名言:事実に即し己を律する それが私です
名言の登場場所・・・3巻19話
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
七海建人(ナナミン)に言われた通り目を凝らした虎杖は、呪力の残穢を初めて目にして喜びます。
しかしそんな虎杖に対し、見えて当然という態度をとるナナミン。
虎杖「もっとこう褒めて伸ばすとかさぁ・・・」
「褒めも貶しもしませんよ
事実に即し己を律する
それが私です」
ノリの良さが売りの虎杖にとって、2人の噛み合わない時間はまだまだ続きます。。。
七海建人(ナナミン)の名言:そこそこで済むならそこそこで
名言の登場場所・・・3巻19話
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
残穢を追っていこうと言われた虎杖は、「押忍‼︎気張ってこーぜ‼︎」と気合い十分。
そんな虎杖に対し、またも七海建人(ナナミン)がピシャリと一言放ちます。
「いえ
そこそこで済むならそこそこで」
ナナミンの合理的な考え方が凝縮された名言です。
七海建人(ナナミン)の名言:呪術師はクソということです・・・
名言の登場場所・・・3巻19話
呪術廻戦1巻©芥見下々/集英社 より引用
七海建人(ナナミン)と虎杖が初めて会った場面でのこと。
挨拶を済ませた七海が最初に語ったのがこのセリフでした。
「私が高専で学び気づいたことは
呪術師はクソということです」
突然のクソ発言に唖然とする虎杖に構わず、ナナミンのクソ発言は続きます。
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
「そして一般企業で働き
気づいたことは
労働はクソということです
同じクソならより適性のある方を」
呪術師として出戻った理由についてナナミンはこう述べていますした。
表現はともかく、とても現実的で説得力のある名言です。
七海建人(ナナミン)の名言:私はこの人を信用しているし信頼している でも尊敬はしていません
名言の登場場所・・・3巻19話
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
「私はこの人を
信用しているし
信頼している
でも尊敬はしてません」
組織に忠実であろうとする七海建人(ナナミン)にとって、はみ出し者の五条悟を尊敬できないのは当たり前。
いかにも脱サラ呪術師らしいセリフです。
七海建人(ナナミン)の名言:私は大人で君は子供・・・
名言の登場場所・・・3巻19話
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
映画館の屋上で呪いに遭遇した場面。目の前の一体を引き受けた七海建人(ナナミン)は、もう一体を虎杖に託します。
「勝てないと判断したら
呼んで下さい」
虎杖「ちょっとナメすぎじゃない?俺のこと」
「ナメる ナメないの
話ではありません
私は大人で君は子供
私には君を自分より
優先する義務があります」
虎杖「ガキ扱いならナメられた方が良かったよ」
「君はいくつか
死線を超えてきた
でもそれで
大人になったわけじゃない」
これら一連の七海建人(ナナミン)のセリフからは、冷静に物事を判断し、言葉にすることに長けていることがよく伝わって来ます。
七海建人(ナナミン)の名言:そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです
名言の登場場所・・・3巻19話
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
「枕元の抜け毛が
増えていたり
お気に入りの惣菜パンが
コンビニから姿を消したり
そういう
小さな絶望の積み重ねが
人を大人にするのです」
七海建人(ナナミン)が積み重ねたという小さな絶望。その内容はあまりにリアリティーに溢れ、情景が目に浮かび上がる様な名言です。
七海建人(ナナミン)の名言:残業は嫌いなので手早く済ませましょう
名言の登場場所・・・3巻21話
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
七海建人(ナナミン)が真人に出会った時の場面です。
「残業は嫌いなので
手早く済ませましょう」
脱サラ呪術師のナナミンにとって、定時で仕事を切り上げることは大事なポイントの一つ。その考えが現れたのが、労働時間に関するいくつもの名言です。
『今日は10時から働いているので
何がなんでも18時にはあがります」
(3巻22話)
『残念ですがここからは
時間外労働です」(3巻22話)
なお七海建人(ナナミン)が時間外労働に突入すると、「縛り」の効果によって呪力が上がります。
七海建人(ナナミン)の名言:仕事に私情は持ち込まない主義なので
名言の登場場所・・・3巻22話
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
七海建人(ナナミン)との対戦中に、真人は改造人間を使って攻撃を仕掛けてきます。
助けを求めて涙を流す改造人間の目元を、そっと拭うナナミン。
真人「そうやって魂の汗が滲みでることがあるんだ 気にせず続けよう」
「気にしてなんかいません
仕事に私情は
持ち込まない主義なので」
その言葉とは裏腹に、七海建人(ナナミン)の優しさが現れ出た場面です。
七海建人(ナナミン)の名言:お互い生きていたらまた会いましょう
名言の登場場所・・・3巻23話
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
七海建人(ナナミン)が 真人の足を封じ込め、上から呪力の込められた大量のコンクリートの塊を降らせた場面です。
「お互い生きていたら
また会いましょう」
こう言い残して立ち去るナナミンは、体に大きなダメージを負っていました。
それにも関わらず、何事もないかの様に振る舞う姿が大人です。
七海建人(ナナミン)の名言:子供であるということは決して罪ではない
名言の登場場所・・・3巻25話
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
吉野順平の母親が呪霊に殺された後のこと。真人との戦いへの同行を懇願する虎杖を、七海建人(ナナミン)は拒みます。
「この仕事をしている限り
君もいつか人を殺さなければ
いけない時が来る。
でもそれは今ではない。
理解してください。
子供であるということは
決して罪ではない。」
真人が戦いで使うのは改造人間。まだ子供の虎杖には人を殺させたくないという、ナナミンの思いやりに溢れた名言です。
七海建人(ナナミン)の名言:呪術師はクソだ 他人のために命を投げ出す覚悟を時に仲間に強要しなければならない
名言の登場場所・・・4巻30話
呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用
真人の領域内に引きずりこまれ、七海建人(ナナミン)の目前に死が迫った場面での心のセリフです。
「呪術師はクソだ
他人のために命を投げ出す覚悟を
時に仲間に強要しなければならない
だから辞めた
というより逃げた」
七海建人(ナナミン)の名言:自分は“やり甲斐”とか“生き甲斐”なんてものとは無縁の人間
名言の登場場所・・・4巻30話
呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用
これは七海建人(ナナミン)が証券会社に勤務していた頃の回想場面です。
外国人のボスの主義は会社の利益が第一。ナナミンは寝ても覚めても金のことを考える状態でした。
「自分は“やり甲斐”とか
“生き甲斐”なんてものとは
無縁の人間
3、40歳までに適当に稼いで
あとは物価の安い国で
フラフラと人生を謳歌する」
七海建人(ナナミン)の名言:“生き甲斐”などというものとは無縁の人間だと思っていた
名言の登場場所・・・4巻30話
呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用
七海建人(ナナミン)が行きつけのパン屋で、店員に憑いた低級の呪いを祓った場面。
一瞬で肩が軽くなった店員を尻目に、ナナミンは店の外へ出て行きます。
そして「ありがとー」という感謝の言葉を耳にした時、ナナミンは気付いたのです。
人の役に立って感謝されることこそが“生き甲斐”だということに。。。
「“生き甲斐”などというものとは
無縁の人間だと思っていた」
この後すぐ七海建人(ナナミン)は五条悟に連絡を取り、呪術師として復帰しています。
七海建人(ナナミン)の名言:必要ありません それはもう大勢の方に頂きました 悔いはない
名言の登場場所・・・4巻30話
呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用
七海建人(ナナミン)と虎杖の連続攻撃によって死を垣間見た真人。
しかしその反動で真人は領域展開を身に付け、自分の術式を必中必殺とすることに成功します。
真人「今はただ君に感謝を『無為転変』」
「必要ありません
それはもう大勢の方に
頂きました
悔いはない」
他人に喜ばれることが生き甲斐だと悟っていたナナミン。死を前にしてこれ以上ないほどの晴れやかな表情でした。
七海建人(ナナミン)の名言:今日君がいなければ私が死んでいたように 君を必要とする人がこれから大勢現れる
名言の登場場所・・・4巻31話
呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用
人を正しい死に導くことにこだわる虎杖に対し、七海建人(ナナミン)は「死なない程度に」と静かに警鐘を鳴らします。
それは虎杖に生き続けて欲しいからこそ出た、心からの忠告でした。
私が死んでいたように
君を必要とする人が
これから大勢現れる」
虎杖に命を救われたナナミンならではの名言です。
七海建人(ナナミン)の名言:虎杖君はもう呪術師なんですから
名言の登場場所・・・4巻31話
呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用
「虎杖君はもう呪術師なんですから」
七海建人(ナナミン)がついに虎杖悠仁を呪術師として認めた時の名言です。
ナナミン と出会った当初の虎杖は、呪術師として認められていませんでした。
七海建人(ナナミン)の名言:虎杖君 後は頼みます
名言の登場場所・・・14巻120話
呪術廻戦14巻©芥見下々/集英社 より引用
真人の掌で触れられてしまった七海建人(ナナミン)の、死の直前のセリフです。
「虎杖君 後は頼みます」
自分の言葉が虎杖にとって「呪い」となることを分かっていたナナミンにとっては、どれだけ辛い選択だったか分かりません。
それと同時にこの名言からは、七海建人(ナナミン)から虎杖への揺るぎない信頼を感じ取ることができます。
【呪術廻戦】七海建人(ナナミン)のセリフに現れた虎杖との関係
どうでもいい存在だった虎杖悠仁
自分を子供扱いする話の噛み合わない大人。
これは七海建人(ナナミン)に対して虎杖悠仁が抱いていた当初の印象であり、二人の関係が良好だったとは言えません。
実際にナナミンの虎杖に対する態度は冷淡でした。
なぜなら規定を守り、上の指示に従って自分のすべきことをこなすことを美徳とするのがナナミンという人物。
宿儺を体内に取り込んでしまった虎杖は、上層部から抹殺命令が出ていました。
だからこそ当初のナナミンは、虎杖に対してこう言っていました。
「私もアナタを術師として認めていない」
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
そして「強くなって認めさせてやる」という虎杖の言葉には、こんなセリフで返しています。
「私ではなく上に言って下さい
ぶっちゃけ私はどうでもいい」
このように七海建人(ナナミン)にとって虎杖は、どうでもいい存在だったのです。
虎杖への見方を変えていく七海建人(ナナミン)
子供でありどうでもいい存在。そんな虎杖に対する見方を、七海建人(ナナミン)は徐々に変えていきます。
呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用
最初は敵(真人)が人間を改造することを知った時のこと。ナナミンは、他人の為に虎杖が本気で怒る姿を目にしました。
呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用
またナナミンが、桜里高校で真人と戦っている虎杖に合流して現状報告を求めた時のこと。
負傷をした虎杖の口から真っ先に出たのは、助けられなかった他人を気遣う言葉だったことに、七海建人(ナナミン)は気が付いたのです。
虎杖を呪術師として認めた七海建人(ナナミン)
こうして虎杖と合流して真人と戦い始めた七海建人(ナナミン)は、この戦いを通じて虎杖に対する見方を完全に変えます。
ナナミンにとってそれまでの虎杖は、あくまでも子供。保護しないといけない対象でした。
呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用
しかし戦闘中の虎杖は、理想と現実の擦り合わせを行い、ナナミンと互角の働きをする頼りになる存在となります。
挙句には、絶体絶命のピンチだったナナミンの命まで救いました。
その日の夜、戦いで倒れた虎杖が起き上がって来た時、ナナミンはお礼を述べます。
そして虎杖を必要とする人がこれから大勢現れるとも。
呪術廻戦4巻©芥見下々/集英社 より引用
「虎杖君はもう呪術師なんですから」
ついに七海建人(ナナミン)が虎杖悠仁を呪術師として認めた名言です。
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