【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン!伊黒と共に逝く恋柱の最後

恋柱・甘露寺蜜璃かんろじみつりは、添い遂げる殿方を見つける為に鬼殺隊に入り、柱と出会う為に自ら柱になったという異色のキャラクター。天真爛漫てんしんらんまんで明るいことから、誰からも好かれていました。

そんな甘露寺は、鬼無辻無惨との対戦で致命傷を負い死亡してしまいます。しかしその最後は恋柱らしく、思いを寄せていた伊黒小芭内いぐろおばないの腕の中でした。

この記事では、甘露寺蜜璃の死亡シーンや、そして息を引き取る前の伊黒小芭内との最後のやり取りについて詳しく書いています。

ぜひ最後までご覧下さい。

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【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡に関する情報

恋柱・甘露寺蜜璃の死亡に関する情報をひとまとめにしました。

甘露寺蜜璃の死亡時の相手鬼無辻無惨
甘露寺蜜璃の死亡時の年齢19歳
甘露寺蜜璃の死亡場所無限城外
甘露寺蜜璃の死亡原因全身各所の損傷による大量失血
甘露寺蜜璃の最後の戦いの登場箇所21巻182〜185話、22巻188話、23巻198話・200話

甘露寺蜜璃の死亡シーンは鬼無辻無惨との戦い後

甘露寺蜜璃かんろじみつりが最後に戦った相手は、鬼の始祖・鬼無辻無惨でした。

甘露寺は、上弦の肆・半天狗との戦いでは強さを存分に発揮しましたが、無惨には思うように攻撃が通用しません。

それでも甘露寺は、無惨打倒のキーパーソンとなる炭治郎のピンチを何度も救っています。

全ての戦いが終わった後、致命傷を負っていた甘露寺が意識を取り戻したのは、思いを寄せていた伊黒小芭内いぐろおばないの腕の中。

お互いに死が近いことを知っていた2人は、来世で結ばれることを約束します。。。

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死んだフリで無惨を欺く

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|甘露寺と伊黒が死んだと思い込む鬼無辻無惨

週刊少年ジャンプ2019年50号 鬼滅の刃 第182話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

炭治郎と冨岡義勇が鬼無辻無惨と戦い始めた当初、鬼無辻無惨は甘露寺蜜璃かんろじみつり伊黒小芭内いぐろおばないが死亡したものだと思っていました。

これは鬼殺隊の仲間となった鬼の兪史朗ゆしろうによる作戦。兪史朗は上弦の鳴女なきめの視覚と頭を乗っ取り、2人に死んだフリをさせていたのです。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|死んだフリをする甘露寺蜜璃と伊黒小芭内

週刊少年ジャンプ2019年50号 鬼滅の刃 第182話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

「俺はあの女の視覚を乗っ取り、脳内に侵入して頭も乗っ取る。無惨には柱達が死んだと思わせておき、味方を集結させて総戦力で一気に叩く。」

炭治郎のピンチに思わず飛び出す甘露寺

兪史朗の作戦通りに死亡したフリをしていた甘露寺蜜璃かんろじみつり。しかし無惨の攻撃でピンチの炭治郎を救うため、思わず飛び出します。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|炭治郎を助ける甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2019年50号 鬼滅の刃 第182話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

「恋の呼吸 陸ノ型 猫足恋風」で無惨に斬りかかった甘露寺。手応えを感じたものの、なんと無惨は無傷のままでした。

「うわああ⁉︎無傷‼︎  未だかつてない衝撃‼︎」

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|無惨に攻撃する甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2019年50号 鬼滅の刃 第182話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

無惨に怯えながらの戦い

甘露寺蜜璃かんろじみつりは、筋肉の密度が普通の人の8倍という怪力の持ち主。ところがその性格はいたって普通の女の子でした。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|無惨に怯える甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2019年51号 鬼滅の刃 第183話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

柱であるにもかかわらず、無惨の強さや怖さに怯えまくる甘露寺。

無惨戦での甘露寺は、戦う姿よりも怯える姿が目についていました。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|死にそうに怯える甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2019年51号 鬼滅の刃 第183話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

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遂に無惨の攻撃を喰らう甘露寺

無限城の崩壊で戦場が外へと移って間も無く、炭治郎が体に無惨の猛毒の血を注入されて倒れます。

攻撃の手を早める無惨に対し、甘露寺蜜璃かんろじみつりは冨岡・伊黒と一緒に3人がかりで攻撃を試みますが、失敗。

そして遂に、甘露寺蜜璃がその胸元を大きく斬られてしまいます。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|無惨の攻撃を喰らう甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2020年1号 鬼滅の刃 第185話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

次の攻撃が再び甘露寺に襲いかかろうとした時、突然現れた岩柱の悲鳴嶼行冥がそれを防ぎます。

風柱・不死川実弥と共に、上弦の壱・黒死牟を倒しての登場でした。

無惨の猛攻で横顔を削がれた甘露寺

何とか無惨にダメージを与えようと必死に戦う5人の柱達。しかし無惨の攻撃はより一層速く、そして激しさを増していきます。

そのため、甘露寺蜜璃かんろじみつりは次々と負傷を重ねていきます。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|負傷を重ねる甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2020年4・5号 鬼滅の刃 第188話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

無惨の動きを目で追えない甘露寺は、やがて捨て身で突っ込むことを決心をします。

甘露寺が隙をうかがっていたその時、突然体が引っ張られ、避けたはずの無惨の攻撃に直撃されました。

横顔を削がれる甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2020年4・5号 鬼滅の刃 第188話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

甘露寺蜜璃の戦線離脱

負傷して地面に倒れこんだ甘露寺蜜璃かんろじみつりは、直ちに伊黒小芭内の手で路地裏へ運び込まれます。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|戦いを続けようとする甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2020年4・5号 鬼滅の刃 第188話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

「もういい。十分やった。」

「駄目よ。全然役に立ってない。このままじゃ死ねない。」

戦いを何とか続けようとする甘露寺は、伊黒に止められます。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|伊黒に救出された甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2020年4・5号 鬼滅の刃 第188話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

こうして甘露寺は戦線離脱してしまいました。

しかし後に、甘露寺のもとへ血清を運んできた猫の茶々丸や、無事に手当を受けた甘露寺の姿が描かれています。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|手当を受ける甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2020年13号 鬼滅の刃 第195話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

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無惨の腕を引きちぎる甘露寺

甘露寺蜜璃かんろじみつりが離れている間に、無惨との戦いはいよいよ最終局面に入ります。

日の呼吸の攻撃を次々に放っていた炭治郎が、遂に無惨の体を壁へ串刺しにしました。

無惨をその場にとどめて陽光に当てようとする炭治郎。

無惨の腕や触手が炭治郎に襲いかかったその時、復活した甘露寺が泣き叫びながら無惨の左腕を掴みます。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|無惨の腕を引きちぎる甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2020年16号 鬼滅の刃 第198話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

そしてなんと無惨の左腕を、付け根から引きちぎってしまいます。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|無惨の腕を引きちぎる甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2020年16号 鬼滅の刃 第198話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

炭治郎は難を逃れますが、甘露寺はその直後に無惨の反撃を受け、致命傷を負ってしまったのです。。。

心の距離を縮めていく2人

甘露寺蜜璃かんろじみつりが意識を取り戻したのは、伊黒小芭内の腕の中。そこで甘露寺は、戦いが終わったことを知ります。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|伊黒小芭内の腕の中で意識を取り戻した甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2020年18号 鬼滅の刃 第200話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

「体が全然痛くないや・・・もうすぐ私死ぬみたい・・・」

「俺もすぐ死ぬだろう。君は独りじゃない。」

「伊黒さんには死んで欲しくないぁ・・・私あんまり役に立たなかったよね。ごめんね・・・」

お互いに死期が近いことを知った2人。甘露寺の「ごめんね」という言葉をきっかけに、一気に心を通わせていきます。

思いが通じて迎えた恋柱・甘露寺蜜璃の死亡シーン

「初めて会った時、あまりに普通の女の子だったことで俺は救われた。」

伊黒の口から次々と出てくる言葉は、甘露寺蜜璃かんろじみつりの心を溶かすのに十分でした。

「わああん、嬉しいよぉ。わたしっ‥‥伊黒さんが好き」

感極まった甘露寺は、生まれ変わったらお嫁さんにして欲しいと伊黒に伝えます。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|結婚の約束をする死亡間際の甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2020年18号 鬼滅の刃 第200話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

そんな甘露寺を抱きしめながら、伊黒が応えます。

「勿論だ。君が俺でいいと言ってくれるなら。絶対に君を幸せにする。今度こそ死なせない。必ず守る‥‥」

甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の死亡シーンは直接描かれてはいません。

しかしこの場面の後に息を引き取ったと思われ、死者として作品中に登場しています。

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伊黒の言葉が甘露寺蜜璃の心に響いたわけ

甘露寺蜜璃かんろじみつりと伊黒の心が通じ合ったのは、「死亡の間際」という特別なシチュエーションだけが理由ではありません。

2人はもともと気が合い、一緒にご飯を食べにいくなど仲良くしていました。

しかしそれぞれが抱える過去のトラウマから、それ以上の関係には発展していなかったのです。

お見合いの破談で見つめ直した生き方

甘露寺蜜璃かんろじみつりは、17歳の時にお見合いをして破談となった過去を持っています。

原因は、人なみ外れた食欲と怪力、そして桜餅の食べ過ぎで変色した髪の毛でした。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|お見合いが破断した甘露寺蜜璃

鬼滅の刃14巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

お見合いの破断がトラウマとなり、その後の甘露寺は髪を黒く染め、食べたいのを我慢し、力も弱い振りをします。

すると結婚したいと言い寄る男も現れますが、甘露寺の心の中では違和感が大きくなっていきました。

自分らしくいられる場所を求めて鬼殺隊に

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|甘露寺蜜璃が鬼殺隊に入った理由

鬼滅の刃12巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

ありのままの自分が「添い遂げる殿方を見つけるため」に甘露寺蜜璃かんろじみつりが行き着いた場所、それが鬼殺隊でした。

自分よりも強い人に守って欲しかった甘露寺は、なかなか出会えない柱に出会うため、自分も頑張って柱になったのです。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|伊黒とご飯を食べる甘露寺蜜璃

鬼滅の刃14巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

やがて自分の居場所を見つけられた甘露寺は、いつも優しい伊黒小芭内が気になっていきます。

しかし伊黒の優しさは誰に対してもだと思っていた甘露寺は、過去のトラウマから、自分からの告白ができずにいたのです。

伊黒の気持ちを知った甘露寺

「初めて会った時、あまりに普通の女の子だったことで俺は救われた。」

無惨との戦いが終わった時、伊黒が話す内容は甘露寺蜜璃かんろじみつりにとって想定外でした。

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の死亡シーン|伊黒の気持ちを知った甘露寺蜜璃

週刊少年ジャンプ2020年18号 鬼滅の刃 第200話©吾峠呼世晴/集英社 より引用

伊黒の口からは、それまで語られることのなかった甘露寺への気持ちが次々と出てきます。

「君と話しているととても楽しい。まるで自分も普通の青年になれたようで幸せだった。」

「底抜けに明るく優しい君は、たくさんの人の心をも救済してる。胸を張れ。」

自分らしく生きたいと願っていた甘露寺にとって、ありのままの自分を認められるほど嬉しいことはありません。

こうして心を突き動かされた甘露寺は、ついに伊黒に好きだと伝え、生まれ変われたらお嫁さんにして欲しいと頼んだのです。

【鬼滅の刃】柱の死亡シーンと生き残り一覧!9人からわずか3人へ

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