胡蝶しのぶの蝶はアサギマダラ!体内に毒を取り込む美しい蝶

胡蝶しのぶは蝶にまつわるキャラクターで、羽織のデザインや攻撃の型、そして蝶屋敷と、様々な所に蝶が登場します。

この蝶のモデルは主に「アサギマダラ」 という種類で、毒を取り込む点でも胡蝶しのぶと共通しています。

また「アゲハチョウ」も攻撃時の蝶のとして登場しています。

この記事では「アサギマダラ」を中心に、胡蝶しのぶと蝶との共通点を詳しく書いています。

ぜひ最後までご覧下さい。

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胡蝶しのぶの蝶のモデル「アサギマダラ」

胡蝶しのぶの蝶のモデル「アサギマダラ」

胡蝶しのぶの蝶のメインモデルは「アサギマダラ」です。

この蝶の特徴は、羽にある浅葱あさぎ色(薄い青緑色)のまだら模様。それで「アサギマダラ」の名が付きました。

浅葱色の部分は薄く透けており、美しい蝶として人気です。

分かりやすい共通点は羽の模様と羽織のデザインですが、他にも共通の特徴があります。

胡蝶しのぶとアサギマダラの共通点①羽織と羽の模様

胡蝶しのぶの羽織のモデルはアサギマダラ

鬼滅の刃 竃門炭治郎立志篇©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable より引用

胡蝶しのぶの羽織のデザインは、「アサギマダラ」の羽の模様と似ています。

見比べると、周辺部にある黒地のいびつな斑点や薄い青緑色、そして網目の様な模様が共通していますね。

胡蝶しのぶの羽織と模様が似ている「アサギマダラ」

しかし胡蝶しのぶと「アサギマダラ」の共通点は、羽織のデザインだけではありません。

胡蝶しのぶとアサギマダラの共通点②毒を体に取り込む

死亡覚悟で毒を摂取した胡蝶しのぶ

鬼滅の刃19巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

胡蝶しのぶは、姉の仇である童磨を倒すため、致死量の700倍もの毒を体内に取り込みます。

例え自分が倒されても、毒化した自分が童磨に喰われて吸収されれば、倒せるという作戦でした。

そしてこの「アサギマダラ」という蝶も、鳥などの外敵から身を守るために体内に毒を取り込むのです。

「アサギマダラ」の幼虫は、アルカロイドという毒を含むガガイモ科の植物の葉を食べ、毒化します。
Parantica sita (caterpillar)

さらに蝶になった「アサギマダラ」も、同様の毒を持つフジバカマやヒヨドリバナなどの花の蜜を吸い、体に毒を取り入れています。

蜜を吸って毒を取り込むアサギマダラ

胡蝶しのぶとアサギマダラの共通点③空を飛ぶのが得意

飛ぶのが得意な胡蝶しのぶ

鬼滅の刃 竃門炭治郎立志篇©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable より引用

胡蝶しのぶは151㎝で37kgと、柱の中で最も小柄。その身軽な体を活かし、空中での移動を得意としています。

那田蜘蛛山なたぐもやまにおいても、離れた木から木へと飛び移るだけでなく、空高く飛び上がって遠くに移動する場面がありました。

海を渡る蝶「アサギマダラ」

一方の「アサギマダラ」も飛ぶのが得意で、日本で唯一の渡りをします。

渡り蝶の「アサギマダラ」は、秋になると南下して南西諸島や台湾などへ渡っていきます。そして春には、本州などの冷涼地に向かって北上します。

これまでの記録では、和歌山から香港までの2,500 kmを83日間で移動したり、1日に200 km以上も移動した例があるなど、驚異の飛翔能力の持ち主です。

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胡蝶しのぶの蝶屋敷で飛び回る「アサギマダラ」

蝶屋敷で飛び回る「アサギマダラ」

鬼滅の刃 竃門炭治郎立志篇©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable より引用

胡蝶しのぶが当主を務める蝶屋敷には、その名の通り多くの蝶が飛んでいます。

これらの蝶も、羽の色や模様から「アサギマダラ」であることが分かります。

しかし、胡蝶しのぶの蝶のモデルが全て「アサギマダラ」かと言えば、実はそうでもないのです。

胡蝶しのぶの戦闘時の蝶は「アゲハチョウ」

胡蝶しのぶが那田蜘蛛山なたぐもやまで魅せた名シーンが、累のお姉さん役を演じていた鬼との戦いです。

ここで胡蝶しのぶが放った攻撃技が「むしの呼吸    蝶の舞   “たわむれ”  」。

この幻想的なシーンでは、胡蝶しのぶが空高く舞い上がったかと思うと、何百という蝶の群れが羽を羽ばたかせながら鬼の横を通り過ぎていきます。

鬼の横を通り過ぎる胡蝶しのぶの蝶の群れ

鬼滅の刃 竃門炭治郎立志篇©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable より引用

この時、最後にひらひらと一羽の蝶が飛んできます。

この蝶の種類は「アゲハチョウ」で、「ナミアゲハ」と呼ばれることもあります。

鬼が思わず手を伸ばすと、「アゲハチョウ」はその指先に止まり、毒を注入してきます。

と同時に、空中から超高速で飛んできた胡蝶しのぶが、鬼の体を刺し貫くという凄技でした。

胡蝶しのぶと一緒に戦う蝶「アゲハチョウ」

鬼滅の刃 竃門炭治郎立志篇©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable より引用

実際の「アゲハチョウ」には毒がありませんが、羽の模様や形を見る限りこの蝶がモデルとなったことに間違いありません。

胡蝶しのぶの蝶の舞は「アゲハチョウ」

胡蝶しのぶの蝶のモデルをひとまとめ

胡蝶しのぶの蝶のモデルには2種類あり、「アサギマダラ」と「アゲハチョウ」の2種類でした。

メインモデルは「アサギマダラ」で、戦闘時の蝶のモデルは「アゲハチョウ」となっています。

「アサギマダラ」胡蝶の羽織備考
胡蝶しのぶのモデルの蝶「アサギマダラ」胡蝶しのぶの羽織
  • 羽織のデザインモデル
  • 毒を取り込む共通点
  • 飛ぶのが得意な共通点
  • 蝶屋敷に登場
「アゲハチョウ」胡蝶の戦闘時の蝶備考
胡蝶しのぶのモデルの蝶「アゲハチョウ」胡蝶しのぶの戦闘時の蝶 

  • 蟲の呼吸   蝶の舞    “戯れ”  で登場
  • 実際の「アゲハチョウ」は毒を持たない

 

 

 

 

 

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