【スパイファミリー】アニメで流れるピアノのメロディーはあの曲名!

大人気アニメ「スパイファミリー (SPY×FAMILY)」 では、どこかで聞き覚えのあるピアノのメロディーが流れるシーンが度々あります。

第2話の終盤ではマッサージ師だった過去をバラされたヨルをロイドが庇うシーンで流れます。

また第3話終盤での家族3人がお茶をするシーンで、第4話の終盤では試験に失敗したアーニャがロイドに謝るシーンで流れていました。

この耳に残るピアノの静かなメロディー、曲名が何か気になった方も多いのではないでしょうか?

実はこれ、世界的なヒット曲の一部をピアノでアレンジしたものだったのです。

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【スパイファミリー】ピアノのメロディーの曲名は Zeddの「Beautiful Now 」

アニメ・スパイファミリー (SPY×FAMILY) の中で流れていたピアノのメロディーの曲名は、ゼッド ( Zedd)  の 「ビューティフル ナウ(Beautiful Now ft. Jon Bellion)」 です。

この動画では、1分15秒過ぎからサビのメロディーとして登場しています。

アニメの中ではピアノの静かな旋律として流れ、特に登場人物の心の奥底を描く様な場面で使われていました。

一方の原曲は全体的に疾走感に溢れたテンポが特徴で、ランニング用音楽のリストでも度々入っていることの多い曲です。

2015年にリリースされたこの曲は、ビルボードのダンスチャートで1位を記録するなど、各国のチャートにもランクイン。

音楽プロデューサーとして数々のヒット曲を作り出しているZedd(ゼッド)の、代表的な曲の一つです。

日本ではスズキの車(スイフト)のCMでも使われていましたので、これで耳にされた方も多いかもしれません。

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スパイファミリーに「Beautiful Now 」が選ばれたわけ

スパイファミリーの舞台は1960年代〜70年代

【スパイファミリー|SPY×FAMILY】ピアノのメロディーの曲|SPY×FAMILYの設定の参考は冷戦下の東西ドイツ

SPY×FAMILY  3巻©遠藤達哉/集英社より引用

スパイファミリー (SPY×FAMILY) の舞台の参考になっているのは、1960年代〜70年代の東西ドイツを中心とした冷戦の世界です。

漫画の表紙や作品中にも、名作家具やトラバント(旧東ドイツの車)が登場したりするなど、時代に合わせた設定がなされています。

そんな中、アニメSPY×FAMILY (スパイファミリー) の中では、なぜ当時の曲ではなく、現在のエロクトロニック・ミュージックを採用したのでしょうか。

スパイファミリーに合っていたZeddの生い立ち

実はこの曲を作ったZedd(ゼッド)の生い立ちは、スパイファミリーにピッタリ。

彼はロシアで生まれ、ドイツのカイザースラウテルンで育ったという経歴を持っています。

時代は若干ズレがあるものの、舞台の参考になったドイツ、そして冷戦の主人公であるロシア(旧ソ連)という要素を見事に兼ね備えていたのです。

ピアノのメロディーが流れた場面

アニメ版スパイファミリー の中では、次の場面などで「ビューティフル ナウ」のピアノのメロディーが流れました。

どれも共通点は、フォージャー家のメンバーの心が近づいていく時でした。

2話:ヨルの過去が暴かれた場面

【スパイファミリー|SPY×FAMILY】ピアノのメロディーの曲|過去を暴かれたヨルをロイドが庇うシーンで流れるピアノのメロディー

SPY×FAMILY ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 より引用

パーティーの席でのこと。同僚のカミラは妬みから、ヨルがかつてマッサージの仕事をしていたいかがわしい女だと口にします。

そこで弁解しようとしたヨルを遮り、ロイドはとっさに次の様に庇います。

「両親を亡くしたヨルは幼い弟を養うために必死で頑張ってきました。自分を犠牲にしてまでも、誰かのために、何かのために過酷な仕事に耐え続けることは、普通の覚悟では務まりません。それは誇るべきことです。」

この言葉に強く心を打たれたヨルは、ロイドに結婚を自ら提案することになります。

3話:親子3人でお茶を飲む場面

【スパイファミリー|SPY×FAMILY】ピアノのメロディーの曲|親子3人がお茶を飲むシーンで流れるピアノのメロディー

SPY×FAMILY ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 より引用

イーデン校の試験に向けてロイドは何度も模擬面接を行いますが、アーニャの受け答えは思う様にいかず、頭を抱えます。

アーニャが面接に受からなければ任務失敗。ロイドはすっかり諦めかけていました。

しかしヨルが入れてくれたお茶を親子3人で飲んでいる時、老婦人から「あなたたち素敵な家族ね」と言われたことを思い出し、気をとり直します。

4話:アーニャがロイドに謝る場面

【スパイファミリー|SPY×FAMILY】ピアノのメロディーの曲|面接に失敗したアーニャが謝るシーンで流れるピアノのメロディー

SPY×FAMILY ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 より引用

面接があった夜、ロイドに謝るアーニャの姿がありました。

「ちち、ごめんなさい。アーニャ、テストがんばれなくてごめんなさい。」

「いいんだ、アーニャ、謝る必要なんてない あんな学校行きたくないだろ」

「アーニャ、がっこういきたい。”にんむ”がしっぱいになったら…がっこういかないと…いっしょがおわっちゃう・・・」

まだ幼いアーニャは、父の任務の心配に加え、自分達3人が一緒に暮らす生活が終わってしまうことを恐れていたのです。

5話以降にも今回のメロディーが流れるシーンがありますが、いずれも場面と音が非常にマッチしていて心を掴まれます。お楽しみに・・・。

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