「うる星やつら」のラムは、頭にツノを生やした鬼星出身の宇宙人です。
ラムの家族は、父、母、曾祖父だけで、兄弟姉妹はいません。
一人っ子のラムですが、弟のように可愛がる年下のいとこがいます。
この記事では、鬼星出身のラムの個性豊か過ぎる家族について、詳しく解説しています。
【うる星やつら】ラムの家族|父は鬼星の権力者
うる星やつらワイド版1巻©高橋留美子/小学館 より引用
ラムの父親は鬼星の権力者です。
地球征服を企てたときや、毎年恒例の福の神との節分合戦では率先して指揮をとっています。
その見た目はいかつく、まさに巨大な鬼そのものです。
諸星家に押しかけてきたラムの父は、座っていても天井に頭がつきそうな勢い。
地球人にはありえないほどの巨大な体で、その身長は3m以上あると思われます。
【キャラクター小話】
ラムの父
先に父を見て鬼ごっこを断る→ラムを見て受けるという流れで、ラム登場の前振りとなったし、あたるのキャラも見えてよかった。ラムはだっちゃ言葉だけど、父がそれだと可愛くないので関西弁に。あの一家のコミュニケーションはどうなってるのだろうと思わんでもない。 pic.twitter.com/tPDsyIDvMn
— 高橋留美子情報 (@rumicworld1010) July 18, 2022
なぜか流暢な関西弁を話し、意外に気さくな娘思いのお父ちゃんです。
ちなみに鬼星の言葉を話すときも、関西弁という不思議な設定。
娘のラムが使う「〜だっちゃ」は仙台弁がモデルなので、同じ家族でも方言がバラバラです。
ラムが使う仙台弁「だっちゃ」については、別記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
【うる星やつら】ラムの方言「だっちゃ」は仙台弁!他のキャラの方言まで徹底解説
【うる星やつら】ラムの家族|母は美人だけど気が強い
うる星やつらワイド版3巻©高橋留美子/小学館 より引用
ラムの美貌は間違いなく母親譲り!
ラムの母は、虎縞柄のチャイナドレスがよく似合う、ナイスバディの美女です。
ラムもラムの父も地球の言葉が話せるのに、なぜかラムの母だけ話せません。
そのため、地球人とコミュケーションを取るときは、ラムの通訳が必要です。
ちなみに原作では、ラムの母だけセリフが麻雀パイで表記されています。
うる星やつらワイド版6巻©高橋留美子/小学館 より引用
しかし、鬼星の言葉で話すときは、不思議なことに関西弁!
性格は普段は温和ですが、怒らせるとめちゃくちゃ怖いです。
権力者のラムの父でさえ、ラムの母には完全に尻に敷かれています。
令和の「うる星やつら」では、ラムの母役を演じる声優が、元祖・ラムを演じた平野文さんです。
豪華すぎる新旧ラムの、親子の会話を見るのが楽しみで待ち切れません。
愛らしいイラストを
どうもありがとうございます♡ https://t.co/w7KhDEsn5t— hiranofumi 平野文です (@hiranofumi) October 6, 2022
「うる星やつら」の声優陣は、今も昔も豪華キャスト!新旧の声優陣の比較はこちらの記事でご覧ください。
【うる星やつら】新旧声優一覧|今も昔も豪華すぎるキャスト
【うる星やつら】ラムの家族|曾祖父は驚きの120歳超え
うる星やつらワイド版15巻©高橋留美子/小学館 より引用
ラムには、120歳を優に超える、超長生きの曽祖父がいます。
20年前、ラムの父は引越しの際に、コールドスリープしていた曽祖父を梱包して運びました。
しかし、保管した場所がわからなくなり、今頃ようやく発見されています。
久しぶりに目覚めた曽祖父は物忘れがひどく、気をぬくと再び眠ってしまう状態。
うる星やつらワイド版15巻©高橋留美子/小学館 より引用
もともと曽祖父はいい加減な人で、食べ物欲しさに賭けをして、負けた過去がありました。
負けた代償は、自分の家系に女の子が生まれたら、賭けに勝った相手に嫁がせること。
そしてようやく生まれた女の子というのが、ラムだったのでした。
曽祖父の適当な約束のせいで、ラムはその人物に誘拐され、大変な目にあう羽目になります。
にも関わらず、ラムの顔を見ても「どなたじゃ?」と言える曽祖父は、ある意味幸せ者です。
【うる星やつら】ラムの家族|いとこのテンは火遊び大好き
うる星やつらワイド版3巻©高橋留美子/小学館 より引用
一人っ子のラムが、まるで弟のように可愛がるのは「いとこ」のテン。
後頭部には1本だけのツノ、虎縞模様のパンツを履いた小さな男の子です。
テンは関西弁の中でもキツイ「河内弁」を流暢に話し、常に諸星あたるをバカにしています。
というのも、テンにとって諸星あたるはライバル!実は、テンは美人なお姉さんが大好きな、ませガキだったのです。
中でも一番好きなのは、巫女であり、友引高校の保健室の先生であるサクラ。
ラブレターを書いてデートに誘うほど、テンはサクラに熱をあげています。
うる星やつらワイド版6巻©高橋留美子/小学館 より引用
そんなテンはラムのように自由自在に飛べません。
ノロノロと亀より遅いスピードで飛ぶため、飛ぶスクーターで爆走することも多々あります。
ラムのような電撃を放つことはできませんが、口から火炎放射器レベルで火を吹きます。
そんな火遊びが過ぎるテンにとって、恐ろしくてたまらないのが母の存在でした。
【うる星やつら】ラムの家族|いとこ・テンの母は強気な火消し
うる星やつらワイド版7巻©高橋留美子/小学館 より引用
テンの母は、美人でナイスバディな鬼です。
しかし、その職業は火消し。放火魔を捕まえ、火あぶりにするを生きがいにしています。
半鐘の音を聞きつけたならば、勢いよく火消しの纏を振りかざして辺り構わず水を撒き散らします。
その形相は、まさに鬼そのもの!泣く子も黙る、恐ろし過ぎるお母ちゃんだったのです。
うる星やつらワイド版7巻©高橋留美子/小学館 より引用
そんな火消しの仕事を愛するテンの母が、夜な夜な寝かしつけに話すのは、捕まった放火魔の不幸な最後。
放火魔さながらの火遊びが過ぎるテンにとって、いつ自分も母に処刑レベルで叱られるかわかりません。
普段は地球で仕事をしないテンの母ですが、たまに息子が心配になり諸星家にやってきます。
その時ばかりは、いたずら好きなテンでさえも、おとなしくなってしまうのでした。
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