【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの死亡は童磨戦!姉カナエの仇をとる最後

鬼殺隊の蟲柱むしばしらとして活躍する胡蝶しのぶは、両親や姉のカナエを鬼に殺された悲しい過去を背負っています。

そんな彼女は、姉の仇である鬼・童磨どうまに敗れて死亡しますが、それは全て計算通りのことでした。

この記事では、胡蝶しのぶの最後の戦いと死亡シーン、そしてその背景について詳しく書いています。

ぜひ最後までご覧下さい。

【鬼滅の刃】柱の死亡シーンと生き残り一覧!9人からわずか3人へ

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【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの死亡に関する情報

胡蝶しのぶの死亡に関する情報をひとまとめにしました。

胡蝶しのぶの死亡時の相手上弦の弐の鬼・童磨
胡蝶しのぶの死亡時の年齢18歳
胡蝶しのぶの死亡場所無限城
胡蝶しのぶの死亡原因体を折られて童磨の体内に吸収
胡蝶しのぶの最後の戦いの登場箇所16巻140話〜142話、17巻143話、19巻161話〜163話

【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの死亡シーンは童磨戦

胡蝶しのぶが死亡時に戦っていた相手は、上弦の弐・童磨でした。

この時の戦い方はまさに自爆テロそのもの。最後には毒を含んだ自分の体を食べさせています。

しのぶがここまでして童磨を倒そうとしていたのは、姉の仇をとる為だったからです。

ついに姉の仇・童磨と遭遇

無限城の中で胡蝶しのぶが血の臭いを辿って遭遇したのが童磨でした。

多くの女性の死体を前にし、それらを血だらけになりながらむさぼり喰っていた鬼。

その姿、その話し方から、胡蝶しのぶはこの鬼こそが姉の仇なのではと感じます。

4年前、姉のカナエが息を引きとる直前に残した言葉を覚えていたのです。

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姉のカナエは死亡直前に鬼の特徴を胡蝶しのぶへ

鬼の特徴を聞く胡蝶しのぶ

鬼滅の刃16巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

死亡する直前に胡蝶カナエは、自分を倒した鬼の特徴を妹のしのぶに伝えていました。

「頭から血をかぶったような鬼だった」

「ニコニコと屈託なく笑う 穏やかに優しく喋る」

「その鬼の使う武器は鋭い対の扇」

これらの言葉が、次々と胡蝶しのぶの頭に浮かび、童磨こそが姉の仇であることが確信に変わります。

怒りに燃える胡蝶しのぶ

怒りに震える胡蝶しのぶ

鬼滅の刃16巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

姉の仇である童磨は、あまりに身勝手で、人の命を何とも思わない鬼。

自らを万世極楽教の教祖と称し、人々を幸せに導くために喰べてあげているというのです。

姉・カナエの形見の羽織を掴みながら、胡蝶しのぶの怒りが頂点に達します。

胡蝶しのぶの最初の攻撃は「蟲の呼吸 蜂牙の舞 ほうがのまい 真靡き」まなびき 。童磨の眼への鋭い突き技でした。

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童磨に効かない胡蝶しのぶの毒

童磨に効かない胡蝶しのぶの毒

鬼滅の刃16巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

素早い攻撃で左眼を突かれた童磨。刀に仕込まれた毒で苦しみ始めるものの、やがてその毒を分解してしまいました。

胡蝶しのぶは毒の調合を変えて何度も試みますが、すぐに耐性がついて効きません。

ことごとく毒が効かない童磨に、胡蝶しのぶは動揺します。

しかも彼女は、童磨の扇からの攻撃で肺にダメージを負っていました。

そこで、連続攻撃による大量に毒の打ち込みを試みたのが「蟲の呼吸 蜻蛉ノ舞 せいれいのまい 複眼六角」ふくがんろっかくでした。

心が折れかけた胡蝶しのぶ

童磨に斬られた胡蝶しのぶ

鬼滅の刃16巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

これまで出会った柱の中で一番動きが速いと童磨に言わせた攻撃でしたが、胡蝶しのぶは逆に体を童磨に斬られてしまいます。

鎖骨や肺やあばらをやられ、大量の出血で立ち上がることが出来ません。

体が小さくて頸を切れない自分には、この鬼を倒せないかもしれない。胡蝶しのぶの心が折れかけます。

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最後の攻撃を仕掛ける胡蝶しのぶ

胡蝶しのぶの最後の死闘

鬼滅の刃16巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

うずくまった胡蝶しのぶの目前に、亡くなった姉・カナエが現れます。

優しかったはずの姉の口から出たのは、いくつもの厳しい言葉。背中を押されたしのぶは、最後の力を振り絞って攻撃に転じます。

それが「蟲の呼吸 蜈蚣の舞 ごこうのまい百足蛇腹」ひゃくそくじゃばらでした。

四方八方にうねる動きと強い踏み込み。これまでよりも速く、そして低い位置から頸を狙います。

童磨の急所を目がけて毒を叩き込む為に。

カナヲの目前で胡蝶しのぶ死亡

胡蝶しのぶ死亡

鬼滅の刃17巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

予想以上に速い胡蝶しのぶの攻撃に戸惑う童磨。ついに急所の頸を貫かれ、天井に串刺しとなります。

ようやく倒すことが出来たと思われたのも束の間、童磨の顔に笑顔が戻り、しのぶを羽交い締めに。

その場にやって来たカナヲがしのぶの姿を目にした次の瞬間、体を折られる音が響き渡ります。

小さな体で鬼と戦い続けた胡蝶しのぶの最後でした。

死亡した胡蝶しのぶは、童磨の体内に吸収されていきます。

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【鬼滅の刃】計算通りだった胡蝶しのぶの死亡

上弦の弐・童磨に敗れた胡蝶しのぶでしたが、実はその死亡は計算通り。

単独では姉の仇を倒せないと考えていた胡蝶しのぶは、自分が死んで童磨に喰べられることを作戦の中に入れていたのです。

死亡覚悟で毒を摂取していた胡蝶しのぶ

死亡覚悟で毒を摂取した胡蝶しのぶ

鬼滅の刃19巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

鬼殺隊の隊士にとって自分がどの鬼と遭遇するかは分かりません。

しかし胡蝶しのぶは、亡き姉・カナエの仇である鬼に遭遇し、カナヲと共に戦うことまで想定した作戦を立てていました。

胡蝶しのぶは柱の中で唯一、鬼の頸を切れない代わりに毒を使うことのできる剣士。

そこで胡蝶しのぶは1年以上もかけて鬼の嫌う藤の花の毒を摂取し、自分の体中に高濃度の毒が回っている状態にしました。

女性を喰べることに異様な執着を持つという鬼に対し、自分自身を喰べさせることで服毒させる意図があったのです。

実は、童磨が女を好んで食べるのには、理由がありました。それは子を宿すほどに栄養がある女を食べれば早く強くなるからです。

童磨が女に卑しい鬼になった理由を別記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

硬派な猗窩座はチャラい童磨が大嫌い!真逆な二人の性格を徹底解説

【鬼滅の刃】胡蝶しのぶとカナエの仇をとったカナヲ

胡蝶しのぶの死亡直前の指文字

胡蝶しのぶの死亡直前のメッセージ

鬼滅の刃17巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

胡蝶しのぶは童磨に体を折られて死亡する直前、カナヲに指文字でメッセージを送っていました。

この指文字が指していたのは「吸うな」の意味。

童磨は凍った血を扇で舞い散らし、それを吸った相手の肺胞を壊死させるという血鬼術を使います。

これによって胡蝶しのぶは肺にダメージを負いましたが、カナヲは指文字のおかげで吸わずに戦い抜きます。

そして自分を援護しに来た伊之助に対しても、「この冷気を吸わないように」と開口一番に伝えています。

ついに効き出す胡蝶しのぶの毒

胡蝶しのぶの毒が効き出す

鬼滅の刃19巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

胡蝶しのぶの捨て身の作戦を事前に聞いていたカナヲは、伊之助と共に必死になって童磨と戦います。

必ず私が鬼を弱らせるからカナヲが頸を切ってとどめを刺してね、という胡蝶しのぶの言葉を胸に秘めて。

ところが童磨の強力な攻撃に対してなす術もなく、2人は徐々に追い詰められていきます。

やがては童磨と同じ技を出せる分身「結晶ノ御子けっしょうのみこ」がいくつも出現。防戦一方となったその時、童磨の顔や体が突然崩れ始めます。

胡蝶しのぶの狙っていた毒がとうとう効き出したのです。

カナヲと伊之助の刃が童磨を倒す

童磨と戦うカナヲと伊之助

鬼滅の刃19巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

この時を待っていたカナヲは、伊之助と必死に攻撃を仕掛けますが、童磨も大技で応酬。

そこでカナヲは自分の失明覚悟で「花の呼吸 終ノ形ついのかた   彼岸朱眼」 ひがんしゅがん を使います。

極限まで動体視力を上げたカナヲ。激しい攻撃をかいくぐり、刃がついに童磨の頸に食い込みます。

カナヲの刃はあと一息のところで止まりますが、伊之助の投げ放った2本の刀が押し込み、ついに童磨の頸が切断。

カナヲが胡蝶姉妹の仇を討った瞬間でした。

なおこの戦いの最中に、童磨が伊之助の母親・琴葉も殺害して食べていたことを明かしており、伊之助にとっても仇討ちとなりました。

>>カナヲ達と童磨の戦いをもっと詳しく>>

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【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの最後の言葉

胡蝶しのぶの最期の言葉

鬼滅の刃19巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

頸を切られて死んでいく童磨の意識の中に、胡蝶しのぶが登場します。

首だけになった童磨に対し、これでやっと成仏できると話す胡蝶しのぶ。その表情は笑顔に満ちています。

鬼の珠世さんと協力して毒を作ったことや、仲間の誰かが鬼の始祖(無惨)を倒すのを確信していること。

これらを穏やかに話す胡蝶しのぶに、童磨はなんと恋心を抱いたと伝えます。

そんな彼に対して笑顔で言い放った一言。それが胡蝶しのぶの最後の言葉でした。

「とっととくたばれ糞野郎」。

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【鬼滅の刃】胡蝶しのぶが姉のカナエと鬼殺隊に入った理由

裕福な家庭に生まれ育った胡蝶しのぶ

 

鬼滅の刃17巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

裕福な家庭に生まれた胡蝶しのぶは、両親と姉・カナエとの4人家族。何不自由のない生活を送っていました。

胡蝶家の豊かさは、皆の綺麗な着物や、姉のカナエが茶道・華道・ことを学んでいたことからも分かります。

胡蝶しのぶは、この幸せがいつまでも続くと信じて疑いません。

まさか後に自分が鬼を倒すために戦うとは、夢にも思っていなかったでしょう。

胡蝶しのぶの両親は鬼に襲われ死亡

鬼滅の刃17巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

そんな幸せは突然崩れ落ちます。胡蝶しのぶがまだ幼かったある日、家の中に入ってきた鬼に襲われて両親は目の前で死亡。

姉のカナエが必死にしのぶを庇う中、駆けつけた鬼殺隊士・悲鳴嶼行冥ひめじまぎょうめいが鬼を倒し、2人はなんとか生き延びました。

胡蝶しのぶは姉のカナエと鬼殺隊へ

鬼を倒す決意をする胡蝶しのぶとカナエ

鬼滅の刃17巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

胡蝶家が鬼に襲われてから半月ほど。胡蝶しのぶとカナエは悲鳴嶼行冥の家を訪ねます。

鬼を1体でも多く倒し、自分たちと同じ思いを他の人にはさせない。そう決意した2人は、全てを捨ててきたのです。

「鬼を狩る方法を教えて欲しい、他に帰るところもない」と頼み込まれ、無理だと断わる悲鳴嶼。

それでも諦めない2人に対して悲鳴嶼は、裏庭の巨岩を動かせたら鬼殺隊になれるよう育手を紹介すると約束します。

その難題をなんとかクリアし、それぞれ別の育手へと送られた2人。数年後にどちらも鬼殺隊の剣士となりました。

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【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの姉・カナエの死亡

カナエに復讐を誓う胡蝶しのぶ

鬼滅の刃16巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

胡蝶カナエは、花の呼吸の使い手として鬼殺隊の最高位・柱に昇りつめますが、17歳の時に童磨に倒されます。

童磨はカナエを喰べようとしたものの、朝日が昇って来た為に退散。

その場に駆けつけた胡蝶しのぶに対し、カナエは優しく語りかけます。

鬼殺隊を辞めて普通の幸せを手に入れて欲しい、もう十分良くやったと。

力が無くて鬼の頸を切れないしのぶにどんな未来が待っているかも、カナエには分かっていたのです。

しかし、絶対に仇を討つとの妹の強い決意に押され、自分を倒した鬼の特徴を口にし、息を引き取ります。

それから4年後、胡蝶カナエを殺した童磨は、妹のしのぶと継子のカナヲ、そして伊之助によって倒されました。

【鬼滅の刃】胡蝶しのぶは鬼の頸を切れない唯一の柱

太陽の光に当てるか、急所である頸を切る。それが鬼を倒す条件です。

しかし小柄な胡蝶しのぶは腕力が弱く、鬼の頸を切ることが出来ません。

そこで行き着いたのが薬学でした。

薬学に精通したしのぶは、鬼を殺す毒を作ることに成功。毒を仕込んだ独自の細い刀で戦うスタイルを確立します。

そしてその圧倒的に素早い動きからの鋭い突き技を武器に柱となりました。

胡蝶しのぶの速くて華麗な戦闘シーンは、蜘蛛の鬼が生息していた那田蜘蛛山でも見られました。

胡蝶しのぶの戦闘シーン

鬼滅の刃5巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

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【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの死亡について

毒を使う柱・胡蝶しのぶ

鬼滅の刃5巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

胡蝶しのぶの鬼狩りとしての人生は、両親を鬼に惨殺されたことから始まりました。

姉・カナエと共に別々の育手の下で修行を積み、鬼殺隊の隊士となった胡蝶しのぶ。

体が小さく筋力が弱いことから鬼の頸を切れなかった彼女は、毒の調合や突き技の速さに磨きをかけることで柱に到達しました。

しかし頸を切れないことは、鬼との戦いにおいてあまりにも大きなハンデ。

そんな胡蝶しのぶが自らの命と引き換えに、持てる技を全て出し尽くしたのが童磨戦です。

胡蝶しのぶは死亡したものの、作戦通り童磨を弱体化させることが出来、姉カナエの仇討ちをカナヲと伊之助に引き継ぎました。

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