煉獄杏寿郎の死亡シーンは猗窩座戦!壮絶な戦いと最期の言葉

炎柱・煉獄杏寿郎は、その強さと優れた人格から、他の柱からの信頼がとても厚いキャラクターでした。

そんな煉獄は、上弦の参の鬼・猗窩座あかざとの対戦に破れて死亡してしまいます。

この記事では、煉獄杏寿郎の最後の戦いとなった猗窩座戦での死亡シーン、そして息を引き取る前の最期の言葉について詳しく書いています。

ぜひ最後までご覧下さい。

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【鬼滅の刃】煉獄杏寿郎の死亡に関する情報

煉獄杏寿郎の死亡に関する情報をひとまとめにしました。

煉獄杏寿郎の死亡時の相手上弦の参の鬼・猗窩座あかざ
煉獄杏寿郎の死亡時の年齢20歳
煉獄杏寿郎の死亡場所無限列車沿線の野原
煉獄杏寿郎の死亡原因腹部等損傷
煉獄杏寿郎の最後の戦いの登場箇所8巻63話〜66話

煉獄杏寿郎の死亡シーンは猗窩座戦

煉獄杏寿郎が最後に戦った相手は、上弦の参・猗窩座あかざでした。

この猗窩座戦では、傷がたちどころに再生して行く鬼と、そうでない人間との違いが大きく浮き彫りとなりました。

そんな肉体的ハンデを背負いながら、煉獄杏寿郎はどこまでも誇り高く戦い抜きます。

幼少期に母から受けた教えを守る為に。

無限列車の脱線現場に現れた猗窩座

煉獄杏寿郎の死亡時の対戦相手・猗窩座

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

煉獄杏寿郎は、40人以上の乗客が消息を絶った無限列車に乗り込みます。同じく指令を受けていた炭治郎・伊之助・善逸と行動を共にし、列車を支配していた下弦の壱・魘夢えんむに立ち向かいました。

炭治郎が列車と一体化していた魘夢えんむの頸を切り落とすと、列車は凄まじいうめき声と共にのたうち回り、激しく跳ね上がって脱線します。

ここで煉獄は多くの斬撃を加えて脱線の衝撃を最小限にし、200人の乗客全員の命を救いました。

この脱線現場で、煉獄が腹を負傷していた炭治郎に止血法を教えていた時です。激しい衝撃音を伴って上弦の参・猗窩座あかざが登場します。

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炭治郎に襲い掛かる猗窩座

猗窩座戦での煉獄杏寿郎の最初の攻撃

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

突然現れた猗窩座あかざは、体を横たえていた炭治郎へ襲い掛かります。すかさず煉獄杏寿郎が「炎の呼吸 弐の型 昇り炎天」で応酬。

猗窩座の左拳から肘までが煉獄の刀によって切り裂かれますが、あっという間に再生してしまいます。

そして弱者を見ると虫酸むしずが走ると言う猗窩座あかざは、煉獄に驚きの提案をしてきます。

猗窩座が煉獄杏寿郎を鬼へと誘う

煉獄杏寿郎を鬼に誘う猗窩座

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

猗窩座あかざは煉獄杏寿郎の至高の領域に近い強さを評価し、鬼へと誘います。

「鬼になろう杏寿郎。そうすれば百年でも二百年でも鍛錬し続けられる。強くなれる。」

しかし煉獄杏寿郎は毅然としてそれを断ります。

「老いることも死ぬことも人間というはかない生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬるからこそ、堪らなく愛おしく尊いのだ。俺は如何なる理由があろうとも鬼にならない。」

鬼になることを拒絶する煉獄杏寿郎

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

煉獄が鬼になることを拒絶すると、猗窩座あかざは激しく攻撃を仕掛けてきます。

煉獄杏寿郎と猗窩座の激しい技の応酬

煉獄杏寿郎に攻撃する猗窩座

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

「術式展開   破壊殺・羅針」で始まった猗窩座あかざの攻撃に対し、「壱ノ型 不知火しらぬい」で立ち向かう煉獄杏寿郎。

両者の動きはあまりに速く、その場にいる炭治郎が目で追うことができないほど。

「素晴らしき才能を持つものが醜く衰えていくゆくのが俺は辛い。死んでくれ杏寿郎、若く強いまま。」

猗窩座あかざはそう叫ぶと「破壊殺・空式」でさらなる攻撃をしてきますが、煉獄も「ノ型 盛炎のうねり」で即座に対抗。

やがて距離が離れた戦いで首を斬るのが難しいと判断した煉獄は、猗窩座の懐へ飛び込みます。

煉獄杏寿郎と猗窩座の激しい技の応酬

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

異次元の強さを誇る猗窩座の攻撃に対し、驚異的な反応速度で斬撃を繰り出す煉獄杏寿郎。

ここまでは完全に互角の戦いでした。

そして煉獄の攻撃「炎の呼吸 伍ノ型 炎虎」と猗窩座あかざの「破壊殺・乱式」が激突します。

猗窩座と戦う煉獄杏寿郎

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

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ついに破れた戦いの均衡

煉獄杏寿郎と猗窩座あかざが激しくぶつかり合い、その土煙がおさまった時です。

そこにあったのは深手を負った煉獄の姿。左目はつぶれ、あばら骨が砕け、内臓も傷ついた状態でした。

猗窩座戦で深手を負った煉獄杏寿郎

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

「お前の体はもう取り返しがつかない。鬼なら瞬きする間に治る。そんなもの鬼ならばかすり傷だ。」

人間では鬼に勝てないと言い放つ猗窩座あかざ。しかし気力を振り絞った煉獄杏寿郎が口にしたのは次の言葉でした。

「俺は俺の責務を全うする!!    ここにいる者は誰も死なせない!!」

人を守る為に戦う煉獄杏寿郎

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

炎の呼吸 奥義 玖ノ型 煉獄

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

煉獄杏寿郎が最後に選んだ技。それは一瞬で多くの面積を根こそぎえぐり斬る「炎の呼吸   奥義   玖の型   煉獄」でした。

煉獄の体から発せられる闘気や気迫を感じ取った猗窩座あかざは、またもや煉獄を鬼に誘いながらも破壊殺・滅式で応戦します。

煉獄杏寿郎を貫く猗窩座の拳

凄まじい衝撃音を発した両者の激突を、炭治郎と伊之助が固唾を飲んで見つめます。

やがてその視線の先には、猗窩座あかざの右拳によって腹部を貫かれた煉獄杏寿郎の姿が現れます。

煉獄杏寿郎の腹部を貫く猗窩座の拳

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

煉獄杏寿郎を死なせたくない猗窩座あかざは、悲痛な叫び声を上げます。

「死んでしまうぞ杏寿郎。鬼になると言え‼︎ お前は選ばれし強き者なのだ!!!」

猗窩座あかざの叫んだ言葉が引き金となり、煉獄は亡き母の教えを想い出します。

煉獄杏寿郎を殺したくなかった猗窩座あかざ

猗窩座あかざ
はその過去から、誰よりも強さへの憧れを持ち続けていました。 そして煉獄と永遠に戦い続け、共に強くなりたいと思っていました。 しかし猗窩座あかざ
は鬼無辻無惨の指令でこの場所に送り込まれていた為、煉獄が鬼にならない以上は殺さざるを得ない状態でした。

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亡き母の教えが力を与える

煉獄杏寿郎の母「瑠花るか」は、剣才のあった杏寿郎に対して次の様な教えを残しています。

「弱き人を助けることは強く生まれた者の責務であり、責任を持って果たさなければならない使命。決して忘れないように。」

母の教えは幼い頃の杏寿郎の胸に深く刻み込まれ、その後の生きる指針となっていたのです。

亡き母の教えが煉獄杏寿郎に力を与える

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

母の強く優しい子の母になれて幸せだったという言葉が、煉獄杏寿郎を死の淵から蘇らせます。

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最後の力を振り絞る煉獄杏寿郎

最後の力を振り絞る煉獄杏寿郎

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

亡くなった母の期待に応えようと、最後の力を振り絞る煉獄杏寿郎。腹部に猗窩座あかざの腕が貫通した状態のまま、強靭な精神力で猗窩座あかざの頸に刀をふるいます。

たまらず猗窩座あかざが左拳で煉獄の顔を狙いにいくものの、逆にその手首を煉獄に掴まれ、動きを封じ込められます。

煉獄は猗窩座あかざを放さぬ様にその左手首をガッチリと掴み、執念でその頸を切断していきます。

猗窩座を掴む煉獄杏寿郎

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

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逃げ出した猗窩座

そんな最中、夜明けが刻々と近づいていることに猗窩座あかざが気付きます。

朝日を浴びたくない猗窩座あかざは、絶叫を上げながら必死に抜け出そうとしますが、煉獄は意地でも掴んだ腕を放そうとしません。

煉獄の気迫と体力に、猗窩座あかざは焦りを覚えます。

そこへ伊之助と炭治郎が加勢しようと向かって行った時、迫り来る夜明けに追い詰められた猗窩座あかざは、自ら両腕を切り落として逃げ出しました。

煉獄杏寿郎から逃げ出す猗窩座

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

母に認められて死亡していった煉獄杏寿郎

炭治郎は、森の中へ逃げ込んで行く猗窩座あかざに日輪刀を投げて串刺しにし、叫びます。

「逃げるな、卑怯者!  誰も死なせずに守り抜いた煉獄さんの勝ちだ!」

泣き崩れる炭治郎を、煉獄杏寿郎は自分の近くに呼び寄せて話を始めます。

炭治郎達に励ましの言葉をかけ終えた時、煉獄の視線の先には亡き母の姿が現れます。

「母上、俺はちゃんとやれただろうか。やるべきこと・果たすべきことを全うできましたか?」

「立派にできましたよ」

大好きだった母に認められた煉獄は、満面の笑みを浮かべて穏やかに息を引き取ります。

笑顔で死亡して行った煉獄杏寿郎

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

自らの死と引き換えに他の人を守り抜いた、煉獄らしい最期でした。

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煉獄杏寿郎の残した最期の言葉

煉獄杏寿郎の最期の言葉

鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社 より引用

死の直前、煉獄杏寿郎は炭治郎達に向かって穏やかに語りかけます。

ヒノカミ神楽について煉獄家に行けば何か分かるかもしれないこと、弟や父へ伝えて欲しいこと、禰豆子を鬼殺隊の一員として認めること。

そして、胸を張って生きろと口にした煉獄杏寿郎の次の言葉こそが、後々にわたって炭治郎の心の拠り所となりました。

「胸を張って生きろ。己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ。歯を食いしばって前を向け。」

その上で煉獄杏寿郎は、君達がもっともっと成長して鬼殺隊を支える柱になることを信じる、とも。

後に炭治郎は猗窩座あかざと対戦することになりますが、それはまだ随分と先のことになります。

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