呪術廻戦の主人公・虎杖悠仁は、人間離れした身体能力の持ち主。
虎杖の身体能力が桁違いに凄い理由は、母親が彼を宿儺の器として作り出したことにありました。
この記事では、虎杖悠仁の身体能力や母親、そして宿儺の器について詳しく解説しています。
どうぞ最後までご覧下さい。
【呪術廻戦】人間離れした虎杖悠仁の身体能力
中学生時代は不良達を１人でボコボコにし、「西中の虎」の異名を持っていた虎杖悠仁。
SASUKEを全クリしたとか、ミルコ・クロコップの生まれ変わりとの逸話も彼にはありました。
そんな虎杖のズバ抜けた身体能力をご紹介します。
SASUKEはTBSのテレビ番組で、様々な障害のある巨大アスレチックを時間内にクリアしていくもの。完全制覇は非常に困難。ミルコ・クロコップとは、K-1やPRIDEで活躍したクロアチア出身の格闘家。
金メダル間違いなしの虎杖悠仁
呪術廻戦1巻©芥見下々/集英社 より引用
虎杖悠仁の超人的な身体能力が最初に明らかになったのは、第１話の砲丸投げのシーンでした。
陸上部の顧問・高木に勝負を挑まれた虎杖の記録はなんと30m。因みに砲丸は、なんと7キロを超える重さです！（7.26kg）
高木の記録が14m、世界記録が23m台。いかに虎杖が凄いかが分かります。
また50m走でも世界記録を軽く上回っており、虎杖がオリンピックに出れば金メダルラッシュ間違いなしでしょう。
| 種目 | 虎杖悠仁の記録 | 世界記録 |
| 砲丸投げ | 30m | 23m37cm※ |
| 50m走 | 3秒 | 5秒47 |
※アニメの中では23m12cmですが、2021年に更新されました。（31年ぶり）
虎杖悠仁の体型（身長と体重）
服を着ていると分かりにくいのですが、虎杖悠仁は胸もお腹もバッキバキのマッチョな体をしています。
呪術廻戦1巻©芥見下々/集英社 より引用
| 身長 | 173cm |
| 体重 | 80kg（体脂肪は一桁台！） |
まだ高１で成長中だからなのか、虎杖の身長は173cmとそれほど高くありません。
しかし体重はかなり重めの80kg。体は非常に筋肉質で、凄まじい筋力と走力の源です。
そんな虎杖悠仁の能力が発揮される場面は、呪術高専入学後もが多々登場しています。
呪術廻戦7巻©芥見下々/集英社 より引用
京都姉妹校交流戦の野球の試合では特大のホームランを打ち、八十八橋では釘先野薔薇を抱えて異常な速度で駆け抜けました。
【呪術廻戦】超人・虎杖悠仁を作り出した母親
虎杖悠仁の両親
謎に包まれていた虎杖悠仁の両親が明かされるのは、第143話。死の淵に立った虎杖に蘇った記憶でのことでした。
まだ赤ん坊だった虎杖悠仁を抱いているのが父親の虎杖仁です。
呪術廻戦17巻©芥見下々/集英社 より引用
そして母親は額に傷跡のある女性でした。名前は不明です。
呪術廻戦17巻©芥見下々/集英社 より引用
実はこの時、祖父が父親の仁に向かって、「あの女はやめとけ、死ぬぞ」と再三に渡って警告しています。
どうやら祖父は、仁が結婚していた香織という女性の死に、この額に傷のある女性が関係していることを知っている様です。
しかし待望の子供を得た仁には、その警告が届くことはありませんでした。
そんな祖父は、自分の死の間際にも悠仁に両親のことを伝えようとしています。
呪術廻戦1巻©芥見下々/集英社 より引用
しかし祖父の二度に渡る試みも、実りませんでした。
個人的には虎杖の「興味ねーから」という言葉が、非常に引っかかりました。
虎杖悠仁と両親との関係性にも、まだまだ多くの謎が隠れていそうです。
虎杖悠仁の母親の正体と目的
実は虎杖悠仁の母親は、普通の人間ではありません。その正体は羂索（けんじゃく）という呪術師でした。
呪術廻戦17巻©芥見下々/集英社 より引用
羂索は他人の体を乗っ取ることのできる術式を持っています。
そしてそれによって1000年以上もの間、他人の体を乗り換えながら生き続けて来ました。
羂索によって乗っ取られた人間には、みんなその額に傷や縫い目があるのが特徴です。
呪術廻戦11巻©芥見下々/集英社 より引用
今は夏油の身体を乗っ取っている羂索ですが、かつては女性の体を乗っ取っています。
（その女性とは恐らく羂索に殺された香織。）
そして子供を熱望していた虎杖仁との間に子供をもうけたのも、全ては宿儺の器（虎杖悠仁）を作り出す為だったのです。
宿儺の器として作られた虎杖悠仁
羂索によって作り出された宿儺の器・虎杖悠仁ですが、そもそも「宿儺」や「宿儺の器」とは何なのでしょうか。
順に解説していきます。
そもそも宿儺とは
呪術廻戦1巻©芥見下々/集英社 より引用
宿儺とは「呪いの王」と称される1000年前に実在していた残忍で凶悪な人間です。
正式名称は「両面宿儺」と言い、当時の呪術師が総力をあげても倒すことができませんでした。
死後に残された20本の指が強い呪力を持つ呪物となり、災いをもたらします。
なお長い年月の間にその行方が散り散りとなり、６本だけが呪術高専で保管されていました。
また杉沢第三高校で見つかった1本を虎杖悠仁が飲み込んだことで、現在にその姿を現わす様になりました。
精神・肉体共に強靭な宿儺の器・虎杖悠仁
呪術廻戦1巻©芥見下々/集英社 より引用
虎杖悠仁の身体は、並外れた運動神経に加え、毒への強い耐性を持っていました。
だからこそ、猛毒である宿儺の指を飲み込んでも、虎杖悠仁は死ななかったのです。
そしてその強い肉体に加えて、虎杖には強靭な精神も備わっていました。
呪物が人間の体内に取り込まれて受肉する時、通常はその呪いに人間の肉体や精神は支配されてしまいます。
けれども虎杖は、呪力の強い宿儺を相手に自分の自我を保つことができ、五条悟に「千年生まれてこなかった逸材」と評価されます。
呪術廻戦1巻©芥見下々/集英社 より引用
宿儺の器とは、この様に猛毒な宿儺の指を体内に取り込んで（＝受肉）も大丈夫な人間またはその肉体を示す言葉。
それはまさに虎杖悠仁そのものだったのです。
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