呪術廻戦に登場する釘崎野薔薇の出身地は、公式ファンブックでも「東北のどこか」としか明らかにされていません。
しかし釘崎が上京する時、彼女は心の中でこう呟いていました。「盛岡までで既に4時間。ようやくあのクソ田舎ともおさらばね。」
この記事では、謎に包まれている釘崎野薔薇の出身地を特定し、その理由について解説しています。
どうぞ最後までご覧下さい。
【呪術廻戦】盛岡まで4時間の釘崎野薔薇の出身地を特定!
呪術廻戦1巻©芥見下々/集英社 より引用
「盛岡までで既に4時間。ようやくあのクソ田舎ともおさらばね。」
元々毒舌とも言える釘崎野薔薇にここまで言わせたほどの出身地、これは岩手県北部に位置する野田村の可能性が濃厚です。
より具体的には、「陸中野田駅」から徒歩圏内の野田小学校区と言えます。
そこで、その理由を解説していきたいと思います。
釘崎の出身地が秋田や青森でなく岩手なわけ
ネット上でも釘崎野薔薇の出身地については秋田や青森、岩手と様々な意見が飛び交っています。
しかし秋田や青森の可能性は低いと言えます。
というのも、これらの地域は新幹線でつながっているので、釘崎が盛岡で新幹線に乗り込んだことと話が合わなくなるのです。
また芥見先生は岩手県出身で、小学校5年生の時に宮城県仙台市に引っ越しています。
これらのことから、釘崎野薔薇の出身地は岩手県内である可能性が高いと考えられます。
岩手県内の4つの村が釘崎の出身地の候補
釘崎野薔薇の出身地は「村」です。岩手県内の村を調べたところ、全部で4つありました。
それが北部の内陸部にある九戸村、そして太平洋沿岸部の野田村・普代村・田野畑村です。
上京する日の朝、釘崎は幼馴染のふみに駅で見送られていました。
「じゃ‼️ 二度とここには戻ってこねぇから‼️」「ふみ‼️ アンタもその内この村出なさいよ‼️」
釘崎はホーム上でこの様に言っていたので、この駅は地元の村にあるはずです。
呪術廻戦15巻©芥見下々/集英社 より引用
内陸部の九戸村には鉄道が通っていませんが、太平洋沿岸で隣接している3つの村には、三陸鉄道が通っています。
このことから、釘崎の出身地の候補の村は野田村・普代村・田野畑村の3つに絞られました。
釘崎の出身地の村の駅の候補は3つ
野田村・普代村・田野畑村の3つの村には三陸鉄道の駅が全部で7つあります。
そこで駅のホームの形に注目して候補の駅を絞ってみました。
呪術廻戦15巻©芥見下々/集英社 より引用
上の図でわかる様に、この駅では線路と線路の真ん中にホームがある形をしています。
この「島式」と呼ばれるホームの形をしていたのは、陸中野田駅・普代駅・田野畑駅の3つでした。
野田村(陸中野田駅)なら盛岡まで4時間
そこで盛岡駅から一番遠い陸中野田駅から時刻表で移動時間を検証してみたところ、下の図の様になりました。
釘崎が家を出てから盛岡に着くまでが、だいたい4時間になるのです。
陸中野田駅で 6:06発の三陸鉄道に乗ると、1時間半後の 7:36に宮古駅に到着します。
そしてこの宮古駅から 7:43発の急行バスに乗ると、1時間42分後の 9:25に盛岡駅に到着します。
バスを降りてからトイレ・お弁当の購入を済ませてホームに向かうと10時頃になります。
呪術廻戦1巻©芥見下々/集英社 より引用
釘崎が新幹線のホームにいた時の時刻は10:05でしたので、まさにピッタリです。
つまり「陸中野田駅」のある野田村は、釘崎の出身地の可能性が高いのです。
野田村が釘崎野薔薇の出身地だと言えるその他の理由
駅から徒歩圏内の風景が原作やアニメの設定に近い
岩手県の野田村が釘崎野薔薇の出身地だと言える理由は、他にもあります。
「盛岡までで既に4時間。ようやくあのクソ田舎ともおさらばね。」
釘崎は地元の村に対して「クソ田舎」と言っていましたが、釘崎の家はそれほど山奥にあったわけではありません。
家の近所だったと思われる沙織ちゃんの家も、護岸された川の近くの住宅街の一角でした。
呪術廻戦 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 より引用
「陸中野田駅」の近くには、家の近くを川が流れている場所がいくつもあるのです。
しかも徒歩圏内に小学校(野田小学校)や中学校もあるのです。
また、中学生だった沙織ちゃんが橋の上にいたシーンがありました。
その橋と、欄干の形状や川向こうの風景がよく似た橋も、「陸中野田駅」の近くにありました。
呪術廻戦 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 より引用
しかもこの橋から見る風景は、原作の中で釘崎がふみと歩いているシーンの背景ともよく似ているのです。
呪術廻戦15巻©芥見下々/集英社 より引用
この様な景色はどこにでもありそうで、意外にないんですよね。。。
【呪術廻戦】沙織(さおり)ちゃんを徹底解説!釘崎野薔薇の憧れの人
「盛岡まで4時間」をPRする野田村
他にもダメ押しとなる材料を探していたところ、こちらのツイートに出会いました。
野田村めっちゃ攻めてるのだ!#野田村 #岩手 #本当に4時間掛かるよ #都営地下鉄 pic.twitter.com/M7dGJ4RTAv
— らぼ。 (@romeobossa) December 15, 2021
「盛岡までで4時間」、東京までなら? 岩手の村がPR作戦 https://t.co/HAzy3lZOWw
— 河北新報オンラインニュース (@kahoku_shimpo) January 2, 2022
なんと野田村が自ら「盛岡まで4時間」というPRをしていたのです。
これはもう決定打といってもいいと思います。
釘崎野薔薇の出身地は岩手県の野田村の野田小学校区
これまで見てきた様に、釘崎野薔薇の出身地は、岩手県の野田村の可能性が濃厚です。
しかも「陸中野田駅」から徒歩圏内の「野田小学校区」だと思われます。
下にもう一度理由を整理しておきます。
理由1 | 盛岡駅で新幹線に乗っているので、秋田や青森県の可能性が消滅 |
理由2 | 芥見先生は岩手県の出身(小5で仙台へ) |
理由3 | 岩手県内の4つの村のうち、鉄道の駅がある。 |
理由4 | 「陸中野田駅」のホームの形が設定と合う |
理由5 | 「陸中野田駅」から盛岡までの移動時間が設定と合う |
理由6 | 「陸中野田駅」徒歩圏内(野田小学校区)の風景が設定と合う |
理由7 | 野田村自身が「盛岡まで4時間」をPR |
野田村から脱出した喜びに浸りながら、釘崎は新幹線の車内で駅弁を食べ始めます。
呪術廻戦 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 より引用
午前10時過ぎのお弁当は早いなと思ったのですが、よくよく考えると納得。
この日の釘崎は自宅を朝の5時台に出発していたんです。
オシャレに気を使う釘崎が髪をきれいに整えるには、朝食を抜くか、かなり早起きをして食べていたはず。
何しろ盛岡まで4時間ですから。。。
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