【呪術廻戦】七海建人(ナナミン)の武器と術式を徹底解説

呪術廻戦の七海建人(ナナミン)は、脱サラの経歴を持つ一級呪術師。

そんなナナミンは鉈ナタを武器とし、几帳面な性格が表れた術式を駆使して相手の呪いに立ち向かいます。

この記事では、七海建人(ナナミン)の武器と術式について詳しく解説しています。

ぜひ最後までご覧下さい。

【呪術廻戦】七海建人(ナナミン )の武器は呪具の鉈

呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用

七海建人(ナナミン)の武器は、刀身を呪符のような布でグルグル巻きにされた大振りの鉈ナタ。

公式ファンブックでも等級不明ながら呪具に分類されています。

ところでナナミン がこの呪具である鉈ナタを武器として使う場合、布は巻かれた状態のままです。

物を切る時には刀身をむき出しにするのが普通なので、これには虎杖も驚いていました。

呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用

「そもそも刀身がグルグル巻きなのにその上峰打ちでブッタ切った」

作品内では言及されていませんが、おそらくこの布には、呪力を込める効果があるのではないかと考えられます。

呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用

というのも、ナナミンは時間外労働の時に、ネクタイを手に巻きつけて呪力を増加させるからです。

実はネクタイと鉈ナタに巻かれた布の模様がほぼ同じな上に、手と鉈ナタには「布が巻かれている」という共通点があるのです。

ところでナナミンは、自分の鉈ナタについて「ナマクラ」という表現を使っています。

呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用

このナマクラとは切れ味の悪い刃物のことを指して、漢字では「鈍」と書きます。

【呪術廻戦】七海建人(ナナミン )の術式

十劃呪法（とおかくじゅほう）

呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用

七海建人(ナナミン)の術式「十劃呪法（とおかくじゅほう）」は、どんな相手にも強制的に弱点を作り出すことができるのが特徴です。

その弱点とは、対象を線分した時の７：３の比率の点。ここを攻撃することで、相手にダメージを与えることができます。

呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用

十劃呪法（とおかくじゅほう）にはきっちり対象を線分することが求められる為、几帳面なナナミン らしい術式と言えます。

十劃呪法「瓦落瓦落（がらがら）」

呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用

十劃呪法「瓦落瓦落（がらがら）」は、十劃呪法の応用版とも言うべき拡張術式。

対象（生物以外でも可能）を７：３で線分したポイントで破壊し、その破壊した対象に呪力を籠めて広範囲に相手を攻撃することが可能です。

「瓦落瓦落（がらがら）」は、真人との対戦で登場しました。

下の画面の左側に注目してみると、拳を壁に打ち込んでいるナナミン の姿が分かります。

呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用

この破壊力は凄まじく、七海建人(ナナミン)は地下の巨大建造物の壁を完全に破壊し、その衝撃は地上にいた虎杖達が震度２位と感じるほど。

呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用

この拡張術式を使われた真人は頭上から大量の瓦礫を降らされ、避けようとした直後に十劃呪法による攻撃で足を負傷。

動けなくなった状態で巨大なコンクリートの塊に押し潰されてしまいました。

七海建人(ナナミン)の術式効果を底上げする２つの縛り

呪術の世界では「縛り」といって、自分に不利な制約を課すことで特定の効果を得ることが可能です。

七海建人(ナナミン)は次の２つの縛りによって、自分自身の術式効果（能力）を高めています。

「術式の開示」の縛りについては、ナナミンが映画館の屋上で虎杖に説明する場面がありました。

自分の術式をバラしてしまうことについて疑問を抱く虎杖に、ナナミン はこう告げています。

「術式がバレても問題のない術式や相手に対して使ったり、バラすことでミスリードを誘うなら良い」

「手の内を晒すという縛りが、術式効果を底上げする」

呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用

またナナミン は、「時間外労働」の縛りも自らに課しています。

これは定時の勤務時間（８時間）内の呪力を抑えることによって、時間外労働での呪力が高まり、術式効果が上がるというものです。

呪術廻戦3巻©芥見下々/集英社 より引用

この時間外労働の縛りは、まさに脱サラ呪術師のナナミンらしいものと言えます。

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